バリ島 ライスフィールド近くでは自然の音で眠れない!?
2007.06.19 Tuesday
さまざまなカエルの歌を耳にする事が出来ます。
日本のかつての田舎に来た様な、懐かしい雰囲気を
楽しむ事が出来ます。
このバリの田んぼカエルについて、少々ご紹介します。
バリ島の生物を調べるには、バリ島の生物の図鑑などが
あると便利です。
鳥や花といった種類は結構見つけられます。
マタハリなどの大きめのデパートや、
ショッピングセンターでは、本屋さんがありますから、
すぐに見つけられると思います。
でも、カエルについての詳しい図鑑を、私は残念ながら見つけられなくて、
別にインドネシアの生態に関する本がありますのでそれを
ちょっと調べてみました。
インドネシア ジャワとバリの生態の本
バリ島に棲息するカエルの種類の中も、
Rice Field Frog(直訳すると田んぼ(にすむ)カエル)
とあり、4種類います。
Rana erythrina (Green Frog)→ミドリガエルの仲間
Rana limnocharis→ヌマガエル
Rana chalconata(Golden-lipped Frog)→キンスジガエル!?
Occidozyga lima(Floating Spotted Frog)→アジアウキガエル
インドネシア ジャワとバリの生態の本の中身
これらの種類は、ちょうどバリ島で撮影された画像が掲載されている
サイトがありましたので載せておきます。
転載はできませんので、上記のリンク先をご覧くださいね。
スコール(一時的な大雨)の後、夕方頃からものすごい大音量で
数種類のカエルが鳴き始めるのですが、
私は始めはこれに慣れる事が出来なく、驚きの連続でした。
ケッケッケッケッという普通よく聞く様な声から、ゲゲ ゲゲ ゲゲ、
クルッ クルッ クルッ、
また、木魚を叩く様なポンポンポンポンという声もして、
これが何重にもなって、夜中までずっと続きます。
この、ポンポンポンと鳴くカエルについては、
何も知らない頃、どこかの村でセレモニーがあって、
夜中までお坊さんがお経をしながら木魚を叩いているのかと
とんでもない事を思っていました。
(ちなみにヒンドゥーのお坊さんが木魚を叩くのを見た事はありません。
単なる私の勘違いです。)
本当に似ている音なんです。
さらに、夜に鳴くカッコウの仲間の野鳥もおり、
それがピ ピ ピルル〜〜〜と連続。
うわ〜自然の音で眠れない!、という貴重な体験をしますよ(笑)。
バリ島について、女性がカエルの事を書いている
ブログもあまり無いかもしれませんが、
ウブドなど、田園地帯へ観光へお出かけの方は、
きっとカエルのこの情報がお役に立つ事でしょう。