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バリ島 水田のきまりごとースバック
バリ島では、美しく広がるライステラス(棚田)、
ライスフィールド(平地の田んぼの広がり)が
自慢の風景でもあります。
このバリ島の美しい風景を維持している背景には「スバック」と言う
水田に関わる共同組織があります。



スバックの事を紹介した学会

以前、バリ島のスバックの事を取り扱った番組が放送されていましたね。
民放でした。テレビ朝日の番組だった様な。。。
スバック内での話し合いの様子などが詳細に映されていました。

そして、もう2年近くも前の事になりますが、
バリ島でスバックの研究をされているウダヤナ大学の先生が
日本の棚田学会のシンポジウムの講演へいらっしゃったことがあります。

バリ島のウダヤナ大学とは、国立大学でバリ島の名門大学です。
(日本人もここでインドネシア語を学ぶ人が多い様です。)
日本の棚田学会というのは、現在はあまり活動が盛んではない様です。
申し訳ないのですが最近の事はよくわかりません。

このウダヤナ大学の先生による事前講演が
私が所属する大学で開催されたこともあり、
バリ島の大学の教授が日本に来るという事もかなりの珍事でしたし、
これは見逃せない!と思い、駆けつけました。

講演では、スバックの現状と問題点、課題などを
事細かにご紹介いただきました。
イ・グデ・ピタナ先生とお話もしましたが、温厚で素敵な方でした。

そもそもバリ島のスバックとは何でしょうか?

スバックとは、バリ島の水田を営む人々が属している共同組織で、
水田に関わる決まり事を話し合ったり、問題解決をする存在です。

日本の水田でもそうですが、田植えの時期に田んぼに
大量の水を引きますね。この時に、水利権のことで問題が生じます。
誰々さんの家が水を引いていて、水路を閉じたから、
家の土地に水が来ない! なんてことも。
水の出入りの事は、田植えをする家にとってその年の稲作が
成功するか失敗するかの大問題です。 
こういった問題を、公平に解決する必要があります。
ましてや、急斜面の土地に小さな田んぼを何重にも作っている
バリ島のライステラスなんかは、どうやって水を引くのでしょう??
と頭をかしげたくなるほどです。
ですから、バリ島でも当然水利権の問題は大きく、
スバックの共同体が必要になるのですね。

バリ島の最近のスバックの問題点としては、
農業で食べていけなくなった、もしくは儲け心が生まれた地主が
水田を売り、そこにホテルが建つ。そうすると、
土地の所有者はスバックの事なんておかまい無しですから、
好き勝手に土地を利用する。そうすると、今まで機能していた
大事な水路が塞がれる、または水の流れが変わってしまう。
こうなると、その土地周辺の水の動きに影響が出ますから、
大変な事になります。バリ島では1年に3〜4回の収穫を行います。
年中田植えのシーズンがやってきますから、
すぐに困ってしまう農夫が出てきてしまう。


こういう事は、開発が郊外へ広がっていくバリ島では
最近珍しい例ではなく、たくさん起きている問題だそうです。

スバックでは対応策として、流路を変えざるを得なくなってしまう。
スバックは寄付金で運営されているのですから、
その資金も自分たちで賄わなければならない。
開発側は手助けはしないみたいですね。。。
詳しい事例は以前の記事で。
バリ島 の ライステラスの風景と農業

スバックの寄り合い所と言いますか、話し合い場所は
水田がある場所であれば、バリ島の各村の中にたいていはある様です。
このスバックの方々のご活躍があってのバリ島の美しい田園風景ですね。
バリ島に訪れた際、スバックに寄付をしてみてはいかがでしょう。




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Posted by : kokokan611 | バリ人日記 | 16:14 | comments(0) | trackbacks(1)
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| 蘆原健吾 | 2007/07/03 7:39 PM |
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