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バリ島 現地における伝統的な生活 炊事&キッチン
バリ島の生活方式は、
無理に先進的な生活を取り入れよう!という風潮が
ある人と、こだわらない伝統的な方法を維持する人の両方が
まだまだ共存しています。


バリ島の現地の人の家は、
東(日の出)と山は、聖なる方向で、
西(日没)と海は、邪悪な方向になっています。
それぞれの方位には、対応する神もいるんですね。
村や家の配置までもすべてこれに準拠して作られています。
それぞれの家には自分のお寺があり、もちろん東の角にあります。

炊事をする台所は、西です。一番良くない場所なんですね。
宗教文化での食は、バリ人の食事の仕方もそうですが、
重視されないみたいですね。

食に対しては、口に物を入れたり、つくる時にゴミが出たり、
汚いものと言う考えに近いにのかもしれません。
(お寺では、飲食は禁止です。神聖な場所ですから。。)

そんな、
バリ島の西の角につくられた炊事場はどうなっているのでしょうか?
これについてご紹介します。

「炊事場」というような伝統的なスタイルは、
ウブドをはじめ、もっともっと田舎の家に多いです。
俗にキッチンと呼ばれる、シンクがあり、ガス台がある様な
そんな欧米スタイルは、デンパサールのサラリーマン層が多い場所、
ヌサドゥアなどの外国人移住者が多い場所に多いです。
やはり、現代的な生活を営むには、簡易な方法が一番便利ですから
生活スタイルによって、そうなっていくのでしょうね。

芸術家、木彫りや絵描きを仕事にしている様な人が多いウブドでは、
まだまだ炊事場と呼ばれる台所の家は多いです。
土地も広いですね。私の夫の実家は600坪はあります。

厳密に言うと、キッチンと言う存在も両方あるんですね。
若い人用になっています。
炊事場と言うと、日本の古い家屋にあったスタイルとそのまま同じです。
薪をくべるかまどが2〜3あり、これにご飯を炊く鍋がぴったりと入る。
壁は土壁。炭のススがこびりついて黒くなっている。
日本の昭和初期くらいでしょうか。昔の民家ですね。
バリ島の中高年の主婦は、このかまどを結構つかっている家もあります。
若い世代へいくほど、炊飯器でご飯を炊き、
ガス台で炒め物を作る。と言った感じです。
ちなみにかまどの火にくべる薪は、ヤシの葉や木彫りで出た木屑などです。

かまどの存在は、家を建て替えるまでは、つかわなくなっても
そのまま残してある事が多いです。
全部建て替える時に、新しい現代的なキッチンを導入するんですね。
でもきっと、昔からかまどに親しんで来た中高年の主婦たちは
悲しいでしょうね。
大変でも、かまどでつくった方が美味しくできる事を知っていますから。

現代的なシステムを取り入れて、かっこいいとか、
そういう風には思わないんですね。
バリ島の現地の人はうらやましがるという事はほとんどありません。
しっかりとした持論を持っているのです。
(先進国から来た観光客の自慢は嫌いですね。)
ですから、本当に美味しいものを作ります。
バリ人の舌は結構肥えていますよ。
豚、鳥は、野外で育ち、しっかりとした味がしてとっても美味しいです。
野菜も新鮮、果物も豊富。さまざまな生スパイス。
これが1年中豊富にある食材ですからね!
本サイトの関連記事 バリ島の朝ご飯を知っていますか

ちなみにバリ島のケンタッキーは、
日本に比べると数倍美味しいです。
私は仕入れ先を聞いた訳ではないですが、
クリスピーで、肉もジューシーです。美味しいですよ〜。

今日相互リンクをしていただきました
海外旅行準備室 インドネシア(バリ島も)
しっかり基礎情報が充実しているgood!!なサイトです。
訪問してみてくださいね!


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Posted by : kokokan611 | バリ人日記 | 12:23 | comments(0) | trackbacks(0)
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