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バリ島の未来を現地の若者はどう考える?
バリ島には、発展途上国が持つ特有の悩みが多くあります。
バリ島の未来を現地の若者はどう考える?
についてご紹介します。


バリ島現地の若者は、元気です。
何が元気かと言うと、精神的な気持ちが、というのが
一番わかりやすいかもしれません。
何かを動かす、前へ進むという意思が旺盛にあります。

昨日の記事で、

バリ島の若者に大人気のバンドsuperman is deadもエコ!
について
ご紹介しました。

彼らがバリ島現地の若者に指示される訳は他にもたくさんあります。

バリ島では、ヒンドゥー教のお祭り、つまりはセレモニーや行事が
1年中あります。
ウク暦(ジャワ バリ暦)とサカ暦(ヒンドゥー バリ暦)に従い、
サカ暦は1年が354〜356日、ウク暦は210日で過ぎていきます。
毎月、水の神様や、木の神様など、神様ごとのお祭りもありますし、
満月のお祭りとか、自分の祖先の親族だけのお祭りとか、
本当にたくさんのお祭りがあります。
仕事をしていても、大事なお祭りであれば、仕事を休みます。
そういうことがしょっちゅうあり、大事なスタッフが抜ける。
ビジネスをするにはなかなか難しい点も多いです。

最近、若者の間でバリ島の経済、社会発展のために
宗教的行事を控えようとか、やめよう、
というグループが育ってきています。
確かに国際社会への仲間入り、競争力をつけていきたいという
若者は、大学進学率が高まるほど、多くなるというのは
どこの国でも経済発展へ向けた同じ縮図なのだと思います。
バリ島も変わりたい、そう思う若者が多いのです。
ましてや、先進的世界から観光客が山のように押し寄せ、
ある意味、見せびらかせて帰っていく訳ですからね。
彼らにとっては、羨望を潜在的に、
あまり楽しい気分でもない事もありますね。

でも、国際社会以前に壁があるんですね。
インドネシアという国です。
イスラム国家という宗教的な問題、これも1つの大きな課題です。
バリ島の政策はバリ島の州知事がいるのですが、
インドネシアの中でのポジションとしては、
発言力は小さい状況と言えるでしょう。
若者が、変わりたい、世界へ出て夢を叶えたい、という、
何かしら国際社会への
あこがれを持っても、それに突き進むチャンスが閉じられているのが
現状ともいえます。
詳しくは、バリ島の現地バリ人は田舎者!?

そして、爆弾テロ。完全にバリ島の景気は凍りつきました。
まだ復活できていないんですよ。実際のところ。
こんな中で毎日成長していく若者の中には、
宗教とビジネスのジレンマ、宗教と国家のジレンマ、
さまざまなジレンマが襲ってくる訳です。

superman is deadはそんな若者の気持ちを
そっと救い上げる様な存在なんですね。おそらく。

これはsuperman is deadのCD歌詞カード

潜在的に眠る、どうしよう、これからの未来。
という心情を突いてくるんだと思います。
まあ、それだけではないんですが。もちろん恋や愛についてもあります。

でも、私自身の意見としては、
バリでは宗教を捨てないで欲しいですね。
バリ島は宗教的な文化が依然として生活文化の中に温存し、存続される
世界的にも誇れる素晴らしい存在だと思います。
今のバリ島の宗教文化、それに伴う宗教芸術らが
博物館の展示物だけの存在になってしまえば、
バリ島の魅力は半減してしまうと思います。

でもこれも、観光客の意見なのでしょうね。
その中で人生を生きていく若者にもチャンスの幅が広がる様な
教育制度、外交、政治などの理解と拡大の底上げが必要だと思います。
バリ島全部を世界遺産に!
どうですか。

バリ島の未来へのジレンマが、必ず若者にはあるはずです。
バリ島へ行ったら、チャンスがあれば、ぜひお話ししてみてくださいね。
何か日本人なりにもできるアドバイスがあると思います。


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Posted by : kokokan611 | バリ人日記 | 19:23 | comments(0) | trackbacks(0)
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