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バリ島と 旅行代理店の CSRを考える。
日本の旅行代理店がバリ島ツアーについてできる
社会貢献活動(CSR:Corporate Social Responsibility)とは。


日本人のバリ島への観光スタイルで
お金を落として数日でわ〜っという観光客組について
遊ぶだけで何かを感じないで帰るという
スタイルから、
どうしたらバリ島のことを
単なるリゾート観光地としてだけでなく、
島の文化や歴史、生活なども考えてもらう機会を得られるのかについて
今回は考えます。


旅行代理店のCSR(Corporate Social Responsibirity)
を見ると、JTBでは、
お客様に信頼いただけるよう、CSR営業を推進して参ります。
?「バリアフリープラザ」という名称の専門店を都内に開設。
HISでは、バリアフリー旅行の専門部署を設置。介護旅行。
近畿日本ツーリストでは、
バリアフリー旅行。。。

どの旅行社もユニバーサル対応という事で、
福祉的な視点でどんなお客さまにも満足してもらう。
というコンセプトの様ですね。
これは大切な事です。

私が気になるのは、海外旅行の場合、
お客さんを現地に送り出してガイドして帰す意外に、
その訪問地に対する社会貢献対策はないものか?
と言う点です。
私はCSR活動の社会へ伝達する手法のコンサルもしていますが
そういう視点でみると不足を感じますし、
これはかなり気になります。

バリ島への渡航にあたり、犯罪トラブル情報は結構しっかりしています。
でも現地については、取り次ぎ代理店にガイドなどもお任せで
現地のルールで動いていることが多いです。
バリではJTBやHISの現地支店はありますが。
JTBのガイドさんはかなりの広い知識が無いと
現地採用されないみたいですね。これはこといいですよね。
私の知人のガイドさんも知識豊富で優秀です。

ヨーロッパ各国との比較がよく言われますが、
日本のようにCSRの取り組みにこれほどうるさくしている国も少なく、
ISO14000シリーズの取得だって日本が一番多いんですね。
現地の方では、まだ社会貢献がどうの、という域に達していない
場合が多いです。
ですから、特定の店にしか寄らないし、
特定のクライアントに都合の良いツアーしか準備していない。
それ以外の現地の人々に、もしくはその場所、国としての歴史や文化、福祉、環境、といったものには、メリットが無い様な気がします。

旅行代理店がグローバルな企業として力量を発揮するとなれば
旅行者を送り出す、相手の国にまで金銭的なもの以上の
社会貢献の意識とその対策が必要だと思うんですね。
詳しいガイドブックがあるから関係ない、では無いと思うんです。
国際社会への責任としてです。

バリ島に関して特に言うならば、
観光客のバリ島での過ごし方の価値観だって、
もう少し変えられるのだと思います。
日本人の楽しみ方は、あまりにも偏りすぎていると感じます。

それに、バリ島のゴミ問題の拡大化は、
観光旅行が盛んになった1998年以降だと
バリ島のゴミ問題関係の財団の人から聞きました。
バリ島にゴミを処理するシステムがきちんと無いところに
一気に観光客が押し寄せたら、どうでしょうか。
投棄場所のどこかがゴミだらけになる訳です。島中が。
インドネシア政府だけの問題ばかりでもないですね。
技術を持っている国が人を送り出すのですから、
技術的な協力もあったらな〜と期待します。

でも、観光客に対しては、
教育ではなく、自己啓発のレベルでです。
あくまで旅行は顧客の自由な意思によるものですからね。
教育なんかされたら、旅行がつまらなくなります。

旅行代理店、どう変わっていきますでしょうか。
何も変わらないかな。。。
ぜひ、考えて欲しいです!
バリ島なんて地球温暖化問題なんか無視して良いですね!?


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Posted by : kokokan611 | バリ人日記 | 20:29 | - | -
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