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バリ島とウォーレスライン
バリ島とウォーレスのマレー諸島。

バリ島の環境問題について調べながら
自分なりに小さいことでも何か出来たらいいなと思っています。

そんなことから、まずは自分の嗜好の赴くままに、
ウォーレスのマレー諸島を読みました。

ダーウィンと言うと、種の起源をまだ読んでいないの?!
と言われてしまいそうですが、マイナーなウォーレス、
実は自然選択説(進化論)にはじめに気がついていたのは、
彼ではないかと言われています。ですが、彼は労働者階級で、
当時のイギリス社会では
富裕層のダーウィンの存在を超えられない壁もあったのでしょう。

ウォーレスは、アマゾンとマレー諸島へ種の採集に出かけ、
その報告をし続ける中で、
当時の分類学の見解とは異なる自然選択説に気がつくのです。
マレー諸島の探検の中で、バリ島へも立ち寄り、
様々な種を発見していきます。
ロンボク島とバリ島の間で明らかに生物層が異なることを
発見したのはウォーレスです。


余談ですが、種の存続に関わる環境問題について。

現在、生物多様性を維持した地球上での人類の寿命を、
人類自らが短くしているといわれる。
生物種の平均寿命は500万年ともいわれるが、
現在の種の絶滅速度は、
自然状態を遥かに超える50倍から100倍のスピードといわれており、
地球上で約13分に1つの種の生物種が絶滅している。
今、種の平均寿命が縮まっていることに、
地球型の環境問題の真の問題があるとされる。

これは私が書いた論文の中での引用も含めた文章ですが、
いまウォーレスが発見した100年以上前と比較すると
どれくらいになってしまったのでしょうね。

生態系のバランスとよく言いますが、
1つ1つの種が持っている役割は計り知れず、
急激にバランスが崩れることで地球のバランスが崩れていきます。。。。

私と環境問題への関心の原点は、自然環境に始まります。
幼い頃から里山の中で、小さなかわいらしいスミレや、
自然のせせらぎで見た小魚などが大好きで、
これらが消えていくことは残念だなと単に感情的に思っていたことが
はじまりです。
美しい自然環境が消えていくのも、
地主が生活のために仕方なくやること、
小川が汚れるのも下水道整備を行うために家がまばらに建つ里山の人々は
都会の人の何倍も負担する必要があること、
こんなことを知り、勉強しながら、年を重ねるに連れ、
環境問題って本当に難しいなあと感じていました。。

でも、難しくて問題が解けないからとか、
自分のことを棚に上げて、ということを言ってしまえば
何にも前に進まないんですね。
誰かが誰かにそういうことを言うのも相手の首を絞めている様で
好きではありません。

私は環境活動家の様な特に目立ったことはできません。
一応、森林インストラクターと環境カウンセラーという
資格を持っています。
でも、研究で環境問題という道を選びました。
できれば静かに気の合う仲間とゆっくり進んでいきたいと思っています。
でも、このやり方も、
新たな方法も増やしていくべき必要性も感じています。
バリ島なんて地球温暖化問題なんか無視して良いですね!?


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Posted by : kokokan611 | バリ人日記 | 12:21 | comments(0) | trackbacks(0)
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